ユーザーさんと一緒にサービスをつくる

“最善”を繰り返し追求することで最適解を目指し続ける
入社理由について
これまでインターネットサービスのマーケティングに携わり、マーケターとしてのキャリアを歩んできました。職場としてクックパッドを選んだのは、身近な「毎日の生活」を豊かにすることに時間を使いたいと思ったからです。また、料理という事業分野にも惹かれました。初めてひとり暮らしをはじめたときには実家から使い慣れたタルト型を持参したほど料理が好きで、クックパッドはユーザーとして日々使っています。
「クックパッド」はユーザー投稿、コミュニティ、検索体験、月額課金、食品ECなどを含んだ多面的なサービスです。利用者としても仕事としても知れば知るほど新しい発見があり、サービス・事業両面で大きな可能性を感じています。

現在の仕事について
レシピサービス「クックパッド」の中に買物機能という新規サービスを作っています。買物機能は、クックパッドアプリ上から食材購入ができるサービスです。調理中に使われることが多いクックパッドでは、新機能を画面に配置しただけでは十分に利用されません。従来からのレシピ検索&レシピ閲覧の上に追加的に体験を開発するのではなく、提供価値を拡張した新しいサービス体験を一から企画し開発する必要があります。
私たちのチームでは、新しいサービス体験の具体化とその利用促進の両面を行っています。ユーザーインタビューなどの調査を通じてコンセプトや画面設計を具体化し、ビジネスモデルにインサイトを反映する作業です。
毎週のようにプロトタイプを作り、毎週のようにユーザーさんと会話しながらブラッシュアップし、毎週のように本番環境にリリースして実際の生活の中で使って頂いた結果を見て、更に改善を繰り返します。コミュニケーション設計とプロダクト開発がダイナミックに連動する仕事なので、サービスづくりの醍醐味があります。
必要な能力
クックパッドのサービス開発は、少人数のチームで動いているため各人が課題発見から戦略立案、実行まで幅広い領域に関与します。そのため、自ら考えて率先して動ける姿勢が大事だと考えています。また、私たちの仕事は一度で最適解にたどり着くことが難しいので、常にそのときの”最善”で手段を検証し、改善の繰り返しによって最適解に近づけるアプローチを必要としています。不確実性が大きい中で、最善手段を柔軟に検討し、最速で価値を生み出すために「判断すること」と「スピード」を大切にしています。もちろん大前提として、ユーザーさんのニーズや気持ちを理解し向き合う姿勢があることが重要です。

個性が仕事にも活きる環境
クックパッドの魅力
クックパッドは”自分の強み”をうまく活用して活躍している人が多い印象があります。各人が、部署や担当業務に囚われ過ぎず「自分の得意なことは自分の仕事」くらいに捉えていて、自然に協力し合い様々な価値を生み出しています。日々自然に発生する協働は、個人の強みの活用を応援する社内の雰囲気や社風によるものであり、特徴的な良い文化だと感じています。
例えば、ケーキづくりが得意な人にコンテンツの相談をしてみようとか。写真の撮り方や編集方法はあの人に教えてもらおうとか。同じ課題に関心ある者同士で課題解決するサービスを実際に作ってみよう、など。個人の関心やスキルが仕事の場でもしっかりと価値を生み出しています。言い換えれば、刺激のあるチャンスが社内にはたくさんあります。

「クックパッド」は奥深くて本当に面白い
クックパッドのサービスづくり
クックパッドのサービスづくりは奥深くて本当に面白いと思っています。
新規サービスを作る事はなかなか大変で、基本的に計画通りには進みません。
しかし、社員の多くがサービスづくりの大変さを知っているので、社内の仕組みが「チャレンジを応援する」と「フットワークを軽くする」に振り切っている印象があります。
多くの方に利用される大きなサービスを運営しているのですが、フットワークを意識的に軽くしていて、チャレンジしやすい環境が作られています。プロジェクトを立ち上げ推進するオーナーシップがあれば、なんでもできる職場だと思います。私もやりたいこと、やるべきこと、できる事がまだまだたくさんあるので、チャレンジし続けたいと思っています。